タモキシフェン、カペシタビン開始とモンドール病
2019/4/6よりカペシタビン（2週服薬1週休薬のＢ法）開始。
1回7錠1日14錠を8コース。それと花粉症の薬にタモキシフェンと、1回9錠薬飲むことに。おおいね・・・。
アマゾネス的胸部も見慣れてきた最近、患肢を挙げると上脇腹にナゾの線が現れるように。
スジ･･･？と思って主治医に聞いてみたら「モンドール病ですね」と。胸壁皮下の静脈炎、とのこと（他部位にも出るらしいが）。お、おうーー。メモしといて後で調べるぜー。最早素人の単語帳と化した当ブログ。通常1ヶ月くらいで治るそうだが開始時期だけ覚えておく。
そういや腕挙上のリハビリで腕～腹の方まで突っ張る感じがあったがこれのせいか。
そしてモンドールはやはり人名らしい。
カペシタビンは手足症候群に注意との事で、調剤薬局の薬剤師さんから「角化した所が切れやすいので兎に角手足の保湿をマメに」「切れたら尿素入り保湿剤は染みるので使えない」とお言葉を頂く。
放射線の前に約半年の抗癌剤治療となったので、副作用の見極めが出来たら（出来なくても）一旦職を探さないと･･･。
2～3ヶ月しか職が続かない社会不適合者のうえ中年、女、放射線待ちの癌クラ･･･。嫌がられる要素満載でしこたま憂鬱である。
それで前職採用されたエステ店で給与未払いという酷い目に遭ったんだよなあ。今度もそんな所しか行けないんだろうか。ああうう。
今後の治療方針
術後20日ちょっと位で病理検査の結果が出て病院に聞きに行きました。
リンパ浮腫セラピストとリハビリ科ともお話する。いずれも経過順調とのこと。
乳腺外科は今日も激混み。手術で取った組織の写真を電子カルテから見せられる。
うおお今はなきチクビがー。ここに癌がいましたと画像上が赤くぬってある。
郭清したリンパ節16個中7個に癌細胞があった。
結構…いたのね…。
今後は内分泌療法（タモキシフェン10年）と放射線50グレイ？当てたあと抗がん剤カペシタビン（放射線と抗がん剤は同時にやると副作用が強くなる可能性があるとかで放射線→ケモの順らしい）
やっとおくすりから解放ウェーイとなってた折、またかと思うが仕方がない…。
ゼローダの手足症候群が酷くないといいがなあと思う。フッ化ピリミジン製剤の類のよう。抗がん剤の性質上どんな薬か調べるのにRNAとかDNAとかの知識が要るので簡単な生物の読物が欲しいと思う昨今。
ジヒドロピリミジンピリピリピルピル。
魔女っこではない。
元気です
入院5日目にして3回部屋が変わっている。
床上安静が解けて3日目、やっと四階から一階の階段降りと上りが出来る様になった。上りは休みながらだけど。腿の前面が伸びない。少しベッドの頭を起こしてるのでケツが痛い。
謎の息切れは殆ど出なくなってきた。
よ か っ た 。
あと、階段段差を使って片足ブラブラする大腰筋エクササイズ（https://www.google.co.jp/amp/s/www.bodybook.jp/sp/entry/201610/amp-doctor18vol5.html）をしてる。安田登本にあったやつ。
寝ないと頭の疲れが取れないが、寝たら寝たで動かさない肩と左腕とケツが痛くなる。
二〜三時間寝て起きてを繰り返す。
今回左腋窩リンパ節はレベルIIまで郭清、肋間上腕神経一本残ってるとかそんな話を聞いた。看護師さんが「主治医の縫った跡は形成の先生並に綺麗ですね〜」と言ってた。それを聞いて主治医への見方が変わった。おおう。
朝方と朝食どきに冷えるので、ホット用ペットボトルにお湯を入れてタオルに包んでお腹に置いたり、肩に当てたりしている。
凝り筋肉痛神経痛とかの不快感にとんと耐性が無いらしいアテクシ。（脊柱側弯の影響もあるのかねえ）色々耐えるのが嫌なので、とっとと痛み止め貰ってます。左上肢の違和感と機能低下を受け入れるのにしばし時間が要る。部分的には見えてるが帰って傷口見るのもちと怖い。気付くと何処か力んでいて疲れが溜まってそして寝る。
曜日感覚がわからん。次のステップに進むのはドレーン廃液30ml/日である。
ところで術前より健康的な生活を送っているからか、2kgほど痩せて顔のむくみがスッキリした。
ところで、耳栓とS字フックと大判スカーフは有ると結構便利。
・耳栓→お喋り好きと同室になった時用、睡眠促進用
・S字フック→洗濯するものとかタオルとかスーパーの袋に入れて下げておくと楽
・大判スカーフ→3月は首周りが寒かった
かくして病室の人選的問題（！）で後半はほとんど部屋に居らず、院内をフラフラ徘徊したりポケストップ回したり階段上り下りしたり院内コンビニ物色したりして、術後10日目位に呼び出し食らったと思ったらあれよあれよとドレーン管抜去と抜糸で翌日午前には退院してました。
長時間おしゃべりするなら部屋の外にしようね･･･（切実）
手術終わりましたですよ！
左の乳房と腋窩リンパ節郭清終了しました。
当日手術直前まで「腹減った」連呼の自分、一番きつかったのは術後の床上安静。
いやー辛かった。
膝立てて首ブリッジみたいにして腰尻背中を浮かせたり、ベッドの柵を掴んで体の向き変えても快適なのは一瞬だけ。そしてジリジリ斜め上に体がズレて行く。最終的にナースコールして「（ベッドの）真ん中に…戻りたいです」と戻してもらった。これ数回。早く動きたーーい。
この姿勢変更の戦いと、左上肢の感覚のなさに「この不快感に明日まで耐えねばならぬ」のがストレスに感じて頭痛くて疲れて寝たいのに体の違和感で眠れない。この手の耐性が激低いらしい。
また麻酔の後遺症なのか目を瞑ると色んな景色が浮かんだり、はたまた異なるタッチ（黒のペン画とか、ファンシーなベタ塗りとか）のイラストみたいのがバカスカスライドの様に浮かんだり。急に胸がドキドキしたりこれらに耐えるのに疲れた。
夕方少しと夜に鎮静剤で眠れて頭の疲れは寝ると取れたものの、体の不快感は取れないので、看護師の私語とか深夜にエキサイトする入院患者のループする大声とか聞いてた。
早く明日になれとこれほど思った事はない。
寝て覚醒してくると嗚呼又体をどうにかしなきゃと思いもう一度寝たいがそれも叶わん。
手術翌朝、点滴抜けて尿道カテーテル抜けて心電図のケーブル抜けて歩けるようになり「やった！」と思ったが束の間。上体起こすと手術創が痛い。痛い。
んで何故か少し歩くと息が切れる。リハビリの人や家族と話しても胸が苦しい。CAF初期にランニングマシンで使った時似た事があったなぁと、少し動いては休んでいる。
翌日一気にグッタリした感じだ。
一日体を使わないとこんななるのか、それとも手術で体にメス入れた事のせいか、麻酔のせいか、兎に角結構愕然とする。
リハビリの事を考えると気が重いのだが、とりあえずリハビリや先を考えるより体調回復に努めるべく、細かい事には目をつぶっておく。
載せるものがないのでレアコイル。
中々ポケモン置けない。
そして五分粥はしんどい。
普通炊きの米食べたい。
手術準備中
少し本を読む事にした。
この本、読みごたえすぎ。
上巻で370ページ、文字びっしり。こう言って良いのかアレだが読み物として面白い。
まあ歴史の陰に治療法模索して亡くなった人たちがたくさん居るのだが…
麻酔と消毒ってスゴイネーと言ったらセンパイに「いつの時代の人間か」と返された。
（入院中に下巻持ってって読みきったぜ！病棟で読むにはドキドキなタイトルだが、読了時の達成感は結構有った）
さて来週手術ダヨードキドキダヨーと言いつつ細かい事は考えてない。
忘れ物しない且つ持ち過ぎないアンド今回は確実に大変なので過剰に予習しない。様にしている。
今回のメインイベントは手術なので…
放射線やる事になれば25回とか30回とか照射終えてからでないと就活難しいだろうか。今後のスケジュールも聞いとかなきゃ。リハビリサボらず出来るだろうか…
透析受けてて腎臓癌→片腎摘出やった知人が「なんか夢だったら良いのにねーとか思うんだけどねー、もう仕方ないって思うしかないよねー」と言ってたが、まさにそれだ。
とりあえず忘れない事は
・前日に頭剃っておく
・前日に図書館行って本返して本借りる
である。
前職食らった報酬未払い、クズすぎて関わりたくない。未払い分取り返せそうにない上、内容証明やろうにも弁護士との都合付かずなんだか間が悪い。無理そう。また嫌いな業界が一つ増えた。
書籍「イラストでわかるリンパ浮腫」買ったので入院時良く読む。
センパイは術後痛い中他人の相手するのしんどいから来ないと言ってた。ので今回見舞い来ないみたい。
どちらかというと術前の説明+検査結果のお知らせと手術の説明（と術式や今後の治療方針とかも関わるだろうか）に来てくれたらなーと思ってたが、来いとも言えないし。
一人で聞くのが嫌と言うよりは、自分で気付いてない点の質問が出来るかなとか（うっかり忘れたりピントズレたりする事がある）、親とか立会いだとやや感情的になりそうだなーとかそういう意味で。
まあ入院期間聞く時間はありそうだが。
