のざらし

いち乳癌クラスタの、化学療法とオペと今後

化学療法と漢方薬併用を考える

化学療法とええと。

抗癌剤について調べれば調べる程ぐったりしてるCAF療法2コースまで終了者です。

 

周囲やらどっかの記事やらで「頑張んないと死ぬよ」とか「絶望感や落込み良くない」とか聞きますし見ますが、はっきり言って頑張らないし気が滅入りまくってますよ、ええ。

 

22日に3コース目受けますが、投与後24時間は1時間150mlの尿量を*1(シクロホスファミド)…って、単純に計算して3.6リットルですがな?

一応特に初日暇さえあれば水飲む水飲み鳥コースの予定に。

 

ところでこれ買いました。

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がんとの共存を目指す漢方がん治療(1300円+税)

福田 一典 著(銀座東京クリニック)

 

「はじめに」「おわりに」を読んで趣旨をざっと押さえましたが、自分は本書の趣旨には納得できました。西洋医学の現在の療法とも並立できますし

※この辺は個人の選択ですので万人にお勧めする訳ではないです。別に病院の標準療法は普通にやってます。 上の本も「西洋医学東洋医学は相互に補完しあえる」というスタンスです。

 

著者のブログ、記事が多く読み込めてないがこんなのもある。 


取り敢えず十全大補湯補中益気湯何れもタキザワの漢方カフェでも飲んだ事何度も有るし、取り入れられるかもだが、煎じ薬が月単位で幾ら掛かるのか。10包3700円位。本来2包/日である。

どちらも自分の証には合うが、貧血、骨髄抑制に良いのなら補中より十全だろう。

 

行きつけの薬局は、金があるなら万寿霊茸(まんじゅれいしょう)をお勧めすると言ってたので金がある人は是非試して欲しい。そして実(験)体験を知りたい。

あたしゃそんな金ない。細かくオーダーも無理。都内通うも無理。

 

医師が切り捨て易い軽微な症状や、其れに満たない様な不快感や等、患者の生活に影響する様なええと「未病」?は漢方が結構強い。但し漢方薬にも勿論副作用は有るし、自分の体質とかタイプ、所謂「証」を把握しておかないと成らない上、自分の「観察」が必要である。

 唯、若干の希望が見出せる気がするのは気の所為か。自分の病期(IIIC)では外科手術は必須だし漢方だけでオールオッケー等勿論思わないが、考え方として、毒薬同然の抗癌剤細胞分裂の盛んな細胞からブッ殺す、みたいな畑の雑草駆除に強い農薬ぶん撒いて作物まで枯れてんぜ様な的ノリより、まあ抵抗力だ身体の基礎を整えて癌細胞と共存を図る、みたいな方が人体には良いのではなかろうか。とビビリなアテクシは思う。

 

基礎体力があるに越したことはない。抗癌剤はそこガリガリ削ってくるので、そこを漢方で補います、ってだけ。

 

*1:エンドキサンの添付文書